予告【いろいろtv_#22】考えることは楽しい！を増やす　ゲーム開発への思い

今回はゲストに江口氏を招き、ゲーム開発の秘話についてお聞きしていきます。

2019年に文部科学省が高等教育における推進について述べて以来、注目を集めているSTEAM教育は、科学・技術・工学・芸術・数学の頭文字を取っているものの、それぞれの分野を学べば良いということではなく、横断的につなげて学ぶことで、自ら課題を見つけ出す人材を育む教育です。決まった正解にたどり着くことが目的ではないという点も特徴です。

落ちてくる36個のキューブを取り合うボードゲームRoRopを開発した江口さんは、考えることは楽しい、を自身の会社の事業理念に掲げています。「りんご3個、みかん5個買いました。合わせていくら？」といった、従来の算数の考え方では、「だから何？」となってしまい、面白くないと考えた江口さん。計算の要素をゲームに組み込み、計算しないと勝てない、考えないと勝てない、という仕組みにすることで、楽しく自分ごととして捉えられるものを生み出しました。

RoRopはクラウドファウンディングで目標額に対し、達成率423％という大成功をおさめ、また、ユーザーからはオリジナルルールが送られてくるなど、人気を博しています。
コンピューターゲームにはない、人とのふれあいがないと成立しないゲームは、果たして教育や子どもたちの未来にどんな影響を与えるのか。会社として掲げている「ふれあいからより良い未来を育む」はどうやって体現していくのか。

3人の子どもの父である青木が、教育、エンタメ、会社などの様々な角度から江口さんとふれあいます。