2022年3月29日〜4月4日、西都市観光協会主催の「西都花まつりウォーキングスタンプラリー2022」が開催されました。このラリーは西都市の古墳群など名所を周り、撮影した画像を応募してもらうイベントです。
このイベント運営に『いろいろらいん』を利用いただきました!
『いろいろらいん』の活用事例として、西都市観光協会と共に花まつりを運営している、西都まつり振興会副会長の奥口 一人さまにインタビューをさせていただきました。
記事はこちら → 宮崎県西都市、春の花祭りでウォーキングスタンプラリー! 次は夏祭りやサイクルイベントでも!
https://iroiro-corp.com/case-saito1
今回の記事では、『いろいろらいん』の利用方法を中心にまとめています!
西都市観光協会
https://www.saito-kanko.jp/
西都まつり振興会副会長 奥口 一人さま
サイクランドおくぐち
https://okuguchi.jp/
西都花まつりウォーキングスタンプラリー2022 ×『 いろいろらいん 』
はじめに( 利用いただいたイベントの概要 )
『いろいろらいん』を利用いただいたイベントは「 西都花まつりウォーキングスタンプラリー2022 」です。
西都市は宮崎県でも3本の指に入る観光地「 西都原古墳群 」があり、年間約100万人の観光客が訪れます。西都原古墳群と商店街が1.2kmと近い距離にありますが、商店街まで足を運ぶ観光客は多くはありません。「せっかく西都市にお越しいただいたお客さまに商店街まで来てもらいたい!」という想いが背景にあるイベントです。
商店街の近くには桜がとてもきれいな場所があるので、古墳群と合わせて、ウォークラリーのポイントに設定し、西都原古墳群と菜の花だけでなく、桜や商店街も楽しんでいただけるよう企画されています。
※ 御陵墓前を中心に2,000本の桜と30万本の菜の花が咲き誇る(西都市観光協会からの画像転載)
イベントの全体像と、『いろいろらいん』の活用方法
今回のイベントは観光地5ヶ所に1ヶ所につき1つのクイズを設置し、5問のうち3問以上正解すると賞品の抽選対象になる、というウォークラリーです。
また、それぞれのクイズの回答時に、今回の周遊での思い出の写真を添付すると、クイズの賞品とは別の賞品が当たるチャンスがある、というイベントでした。
※ 実際に使用した西都市観光協会の案内チラシ
イベントの全体像
- 『いろいろらいん』の共有フォルダ機能(リッチメニューにデータを設置できる機能)にウォークラリー用の観光マップを設置し、地域内3ヶ所でも観光マップを配布
※ 観光マップがなくても参加可能
- 『いろいろらいん』のアンケート(回答フォーム)機能を活用し、クイズを作成
クイズ回答用のQRコードを1〜5問目用まで発行
- クイズ回答用のQRコードの入ったポスターを観光地に設置
- 参加者はQRコードを読み込み、西都市観光協会のLINE公式アカウントを友だち登録
その後、クイズに参加
友だち登録済みの場合は、すぐにクイズに回答可能
- クイズに回答すると、自動応答で次のポイント情報をアナウンスし、参加者を誘導
- クイズラリー終了期間後に回答を集計し、賞品の当選者を抽選
当選者に当選通知を行い、賞品を発送
※ クイズの回答フォームを表示したスマートフォン画面
『いろいろらいん』活用前のイベント
花まつりウォーキングスタンプラリーは2021年からスタートし、今回で2回目の開催でした。
1回目(2021年)の際には、紙のスタンプカードを用い、スタンプが貯まったお客さまは、その用紙を事務局に郵送し、後日、事務局が抽選を行うという流れでした。
当時は、スタンプラリーの受付を設置しスタンプカードを配布。各ポイント周辺にはお客さま誘導係を20名ほど配置し、スタンプラリーを行っていました。
『いろいろらいん』を利用したことによる変化
★ ポイント 1 : 省力化
- 『いろいろらいん』利用前:
各ポイントにスタッフを配置していたため、約20名の人員を確保
- 『いろいろらいん』利用後:
事前と観光マップの配布所のみで、当日のスタッフ配置は不要となったため、省力化に成功!
★ ポイント 2 : イベントの長期開催が可能に
- 『いろいろらいん』利用前:
スタッフの手配の都合上、イベント期間は1日が限界
※ 昨年は花まつりスタンプラリーの日が雨になってしまった
- 『いろいろらいん』利用後:
スタッフ手配が不要になったため、7日間の開催を実現
また、それにより天候への不安も払拭!
★ ポイント 3 : 当選者の決定と、通知の効率化
- 『いろいろらいん』利用前:
応募を集計するためのツールと、通知のツールが別だった
また、情報収集にタイムラグが発生していた
- 『いろいろらいん』利用後:
アンケート機能を活用し、回答を集計
csvファイルを出力、EXCELで当選者を決定し、確認した顧客IDから『いろいろらいん』で通知するだけ
約1日で、当選者全員の商品発送先情報を取得できるように!
イベント開催前の懸念点と、実際の状況
懸念点 1 : 高齢者などは問題なくイベントに参加できるか?
開催後の感想 :
LINEという日常で使い慣れているツールを採用したため、イベント期間中に不満や不安の声などは上がらなかった。
懸念点 2 : イベントについての説明は難しくないか?
開催後の感想 :
従来どおり、ラリーで回るポイントを説明するための地図の配布場所は設けた。
『いろいろらいん』の共有フォルダ機能を活用してイベントの詳細情報を格納、各クイズの掲示ポイントでも案内を記載したところ、イベントへの質問はなかった。
懸念点 3 : 写真投稿が集まるか?
開催後の感想 :
ご家族での楽しそうな様子、菜の花や桜と一緒に笑顔で撮影された写真も多く集まった。
クイズの回答と一緒に送ってもらうという手法をとったこと、また、スマートフォンとの相性の良いLINEを活用できたことなどが成功要因であると考えられる。
イベントに向けた準備作業内容
- LINEの友だち登録をしてもらうため、QRコードや掲示物の作成
- クイズへの回答や写真を送ってもらうため、
- フォームの作成と自動返信メッセージの設定
- 各ポイントでフォームを確認してもらうため、QRコードや掲示物の作成
- 当選者に送付先情報などを送ってもらうため、フォームの作成
- 各ポイントなどへのQRコードや掲示物の設置
いろいろ社のまとめ
今回、『いろいろらいん』の導入開始は3月14日、イベントは3月29日〜開催予定であったため、約15日間で準備が完了しました。また、当選者の集計自体は、イベント終了の翌日には結果を出すことができました。
システムの設定自体は序盤の4〜5日で完了しており、その後は当日お客さまがどう回遊するか、どういった説明書きをどこに貼るか、といったお打ち合わせでした。
今回、LINE公式アカウントの開設のご相談からのスタートでしたが、イベントの詳細やクイズ内容などが概ね決定している状況でお使いいただきましたので、非常にスムーズな準備・導入ができました。
『いろいろらいん』担当者コメント
イベント期間中、想定していた以上にお問い合わせがなかったと伺い、安心しました。
観光イベントでのご活用が初めてでしたので、私自身、参加者の皆さまにお楽しみいただけているのか気になり、回答フォームを適宜確認していました。大きなトラブルがなく、フォームへの回答が増えていくことがとても嬉しかったです。
奥口さまにお話いただいたように、スタッフの方が常駐する必要がなくなるため、省力化で予算を抑えることができます。
またイベントを長期間、開催することも可能です。参加者の皆さまがご自身の都合に合わせて参加できるようになり、マイペースにイベントを楽しんでいただけます。
『いろいろらいん』ではアンケート機能の他にも、訪れた場所でスタンプを集める形でのスタンプラリー機能、地域だけで利用できるクーポンの発行も、LINE上で実現可能です。スタンプラリー機能では、地域のお店ごとに違う色のスタンプを押したり、クーポン発行ではクーポンが何枚利用されたか / どのお店で利用されたかといった情報も確認できます。
もちろん、LINEのお友達になっているので、次回のイベントのご案内などもお送りすることができます。『いろいろらいん』の導入をお考えでしたら、お気軽にお問い合わせください。
本件に関するお問い合わせ先
いろいろ株式会社 担当 : 小林
E-mail : info@iroiro-corp.com
LINE : いろいろ株式会社 @958lfbac
インタビュー日:2022年4月15日