【いろいろtv_#12】大人の社会科見学 「社労士と組織コンサル」

いろいろ社の新たなプロジェクト「いろいろTV」。いろいろ社 社長の青木が気になる人に、いろいろなおはなしをお聞きするオンライン番組です。

第12回目からは、新企画「大人の社会科見学」シリーズがスタートします。早田社会保険労務士事務所代表の早田晋一さんをお迎えして、社労士のお仕事と組織コンサルについて、いろいろなおはなしをお聞きしました!

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目次

社会保険社労士になるためには、どうすればいい?

本日は早田社会保険労務士事務所代表の早田先生におはなしをお聞きしていきたいと思います。早田先生よろしくお願いいたします!それではさっそく自己紹介からお願いいたします。

社会保険労務士事務所の早田と申します。よろしくお願いいたします!

まずは事務所のご紹介からしたいと思います。2013年に事務所を立ち上げ、もうすぐで10年になります。社会保険労務士は国家資格で、社会保険関係の手続きや助成金などの手続きを行います。社労士でないとできない独占業務もありますし、コンサルティングや相談事に乗るということもしています。

私自身は高校生まで福岡で過ごして、大学入学のタイミングで上京しました。卒業後は東京で約18年程働いて、社労士の資格を取り社労士の資格を活かした仕事に携わっていました。その後福岡に戻って、独立して今に至ります。

個人の自己紹介をしますと、私自身は福岡市の出身で中学校まで過ごし、北九州市の高校に進学しました。趣味は特にないです(笑) 普段は仕事をしているか、家にいるかという感じです。食べることが好きなので、体型を維持しつつ食生活を楽しんでいます。青木さんと同じく、私も最近なるべく歩くようにしていまして、家から事務所まで往復で8,000歩くらいあるので、1日1万歩を目指して歩くようにしています。

早田先生も歩くことを目標にされているんですね!僕はiPhoneのアプリで歩数をカウントしているんですが、歩くようになるとハマりますよね(笑)

そうなんですよね。私はJALのアプリも使っていて、8,000歩以上歩くとマイルが貯まるのでそれも楽しみに使ってます。

大学卒業後、東京で働かれていたというおはなしでしたが、社労士の資格はいつ頃取得されたんですか?

社会人になって数年経ったときですね。

大学時代は出版のお仕事をしたいなと思っていたので、編集に関われる仕事を探していました。出版社ではないんですが、縁があった会社に入りまして、そこで編集以外にも人事や労務関係の仕事にも携わるようになったのがきっかけで資格を取ろうと思いました。士業の資格の中でいくと、社労士や行政書士の資格は一度社会で働いてから取られる方が多いのではないかと思います。公認会計士や弁護士は学生の頃から目指して、勉強される方が多いですね。社労士などは業務などと直接結びつくことは、社会人になって初めて知ることが多いんでしょうね。

資格を取られているときは、働きながら資格の学校に通われていたんですか?

そうですね。退勤時間すぐにタイムカードを押しても何も言われない職場だったので、社会人をしながら通うことができました。

何年程かけて資格を取られたんですか?

資格を取ろうと思って勉強をしていたんですが、1度諦めてしまいました。その後しっかりと腰を据えて向き合って取得した感じですね。

僕は資格という資格を運転免許くらいしか持っていないので、資格取得の勉強をされる方を無条件で尊敬してしまいますね。社会人との両立というのは、可能なものなんですか?かなりの勉強量にはなるわけですよね?

環境によると思いますね。仕事が激務で24時くらいまで働かないといけないお仕事だとなかなか難しいですよね。あとは実務と繋がっているかも大事で、そのときのお仕事と繋がっていると、それに伴って知識も学べるので楽しかったり、学んだ知識が実務に活かせたりとか、相乗効果も生まれると思います。まったく違う職種だと、両立は難しいかもしれませんね。

社会保険社労士の資格習得後に取り組むこととは?

早田さんの場合は、ご自身の業務と関連するというところで興味を持って勉強をされたからうまく流れができたということなんですね!ちなみに資格を取られた後というのは、その当時のお仕事を続けられたんですか?それともそこから違う仕事に転職されたんですか?

そのあたりもう記憶が曖昧なんですが、平成15年の試験に受かってその年のはじめに登録ができるので、3月に退職したと思います。実際資格の登録をして3ヶ月くらいで辞めてその間に転職活動をして、中央青山PwCコンサルティング(現:みらいコンサルティング)という会社に転職をしました。

そこから社労士としてのキャリアが始まったという感じですね。

実務としての人事労務の経験をしたり、他社の支援をすることはこの会社からスタートしました。

最初はどういうお仕事をされたんですか?

監査法人系のコンサルティングメインと給与計算などの一般的な業務をしている会社だったんですが、完全に個人プレーが求められました。前職の環境とはまったく違うので、そこのカルチャーショックは大きかったですね。自分がやらないといけないという意識になるまでは、大変だったなと思います。

逆に今は自分の事務所でも、中途採用のスタッフには責任を持って対応しないといけないと伝えています。これは自分の経験からでもあるんですが、おそらく士業の事務所や会社に所属したことがある方はなんとなくわかると思います。

そうなんですね。最初の会社のあとに福岡に戻ってきて独立されたのですか?

最初の会社にだいたい2年くらいいて、そのあとに同じく都内の社会保険労務士事務所に5〜6年勤めてから、福岡に戻って独立しました。

今独立してやられているご自身の事務所はもともと計画していたプランだったんですか?

そうですね。2011年に震災があったので、それをきっかけに福岡にいきたいなと思いました。せっかく福岡に来たなら、独立して働きたいと思って2012年〜2013年にかけて動いた感じですね。

独立は、不安なものではなかったですか?

これは青木さんも同じだと思いますが、独立するって不安もあるけど楽しさや自由度もあって、それが両立するようなイメージでしたね。時間の使い方も自由ですけど、時間の使い方に責任を持たなければいけないですし。いろいろなことがないまぜになったような感じでしたね。

福岡で事務所を出されてからは、どのようにして顧客を開拓していったんですか?

これもいろいろな方に助けられましたね。福岡にくるきっかけは妻との結婚だったんですが、もともとは妻が先に福岡に来て、会計事務所で働いていたんです。そこで監査法人や会計系の事務所の方と繋がりができて、グループになりませんかというおはなしをいただきました。ちょうどグループとしても、人事労務や法律関係の機能を充実させたいという思いもあったみたいで。最初ほとんどの方が自宅兼事務所という形でスタートするんですが、すぐに事務所に席を置いてもらいました。

そういうきっかけだったんですね!

お客さんの拡大もありがたいことにグループのなかでサポートいただきました。一定の規模感の会社も多いですし、人事労務をしっかりやりたいという会社も多かったので、いろいろとお声かけいただく機会にも恵まれました。あとは自分で商工会議所などにも足を運んで、ネットワークを作っていきましたね。

講演などもされていたんですか?

最初に自分で主催するセミナーを開こうと決めて、毎月1回は必ずセミナーをやろうと思って取り組んでいました。他にも声をかけてもらえれば、外でのセミナーも開催していましたね。

社労士になったときから、独立を考えて準備はしていたんですか??

明確なイメージを持ってやっていたわけではないですね。今でも前職や前々職の会社で身につけたことを基準にしているところはあります。そこから抜け出されば、本当の意味での独立にもなるのかなと思いますけど、細かいことをいうと契約の形態とかお客さんとの対応や業務内容を作るときも、その当時のやり方を踏襲しているなという気持ちにもなっています。その時は、やらせれている感ある業務もあって、なんでボスはこんなことをやらせるんだろうという不満もあったんですが、逆に今ボスの立場になってみるとそういう気持ちもよくわかるなと思うこともありますね(笑)

早田先生とは長いお付き合いをさせていただいてると思うんですが、初めて聞いたおはなしばかりで新鮮でした!

共通の知り合いの方がきっかけでもう8年ほどのお付き合いになりますよね。

子どものスイミングスクールで偶然お会いした時は驚きました(笑)

社会保険社労士の業務領域と仕事の内容とは?

ここからは早田先生のお仕事の内容をお聞きしていきたいなと思います。労務関係の届出や給与計算などが、社労士の資格を持っている人のベースのお仕事になると思うんですが、そういう理解で間違いないですか?

そうですね。ほとんどの社労士が社会保険関係の手続きの代行業務や給与計算、労務的な相談、資料の作成などの業務を担っています。その中で、社会保険の手続きや給与計算など毎月発生する業務は基盤になっているところがほとんどだと思います。

僕も相談させていただいた内容だと、社員が退職するときや社会保険の変更、給与計算などでしたね。手続きの内容や変更によって変えないといけないものについては資格試験のときに身につけていくものなんですか?

そうですね。資格試験で学ぶんですが、実際のところどういう書類をどういうところに出さないといけないかということは具体的に記載されていることではないので、実務でしか学べないですね。試験に受かっても、離職票が何なのかわからない人もいます。実際に実務について書いてみて初めて試験で学んだことがわかる。

資格を取ったからといって実務的に何かできるかというとそうではないですね。もちろん経験を積んでいけばできるんですが、資格の知識だけだとそうでもないですね。

そうなんですね!それはちょっと意外でした。本当に資格を取り立ての方は、対応できないこともあるんですね。ちなみに届出や月次であること、相談事があると思うんですが、どんな相談事があるのでしょうか?

時期にもよりますが、最近ですとハラスメントの相談が多いですね。これは世の中の関心が集まっていたり、傾向が強まっていたりということもあると思うんですが、メンタル疾患の社員がいたときにどのように対応すればいいのかなどですね。

昔だともっと限られた特殊な業界が多かったんですが、今はどの業種でもどの規模でもありうる問題になっています。こちらも状況をしっかりとヒアリングして、どのように対応したらよいかをきちんとお伝えしなければならないと考えています。

メンタル的な相談はこの10年で比率は変わってきているんですか?

変わってきていますね。その当時からみるとハラスメントの相談ボリュームはまったく違いますね。

2000年代後半くらいは、まだブラック企業が話題になり始めたくらいですよね。その頃に比べると労働環境はだいぶ変わっていますね。

昔は残業請求が問題になっていましたが、あまり労務に関して関心がなかったのかなと思います。社内でなんとか解決できるというスタンスもあったと思いますし、相談も余程大きなトラブルにならない限り問題視しないということはありましたね。当時から上場を目指す企業などは対応しないといけないところもあったと思いますが、今はどの企業に置いてもそのままでは済まされない問題になっていますね。

メンタルケアの部分やハラスメントの相談というのは、相対的に絶対数が増えているという感じなんですね。ちなみにこの数年コロナ禍でかなり環境が変わってしまいましたけど、その前後でも相談内容は変わっていますか?

コロナが直接の原因の相談ももちろんあります。

例えば、税金のはなしや社員が濃厚接触者になっている場合にどうしたらいいのかといったタイムリーな対応が求められる相談もありました。ただ現状はもう落ち着いてきているので、今回の時期に新たに特殊な対応はなくなりましたが、その時々の状況に応じて環境やコミュニケーションが変わってきているので、その部分の相談は多いですね。

リモートワークがメインになると規約も変わりますもんね。

そうですね。働き方も変わりますし、会社の管理の仕方も変わってくるので、それに伴って生じる問題もこれまでとは変わってきます。会社によっては、どこに住んでもいいですよと言っている会社も出てきているので、その部分でどう対応していくのかはよくある相談ですね。

いろいろ社もまだ東京在住の小林とは今年一度も直接会っていないですね(笑) 仕事の内容的なことや会社の規模もあるとは思いますが、これが何十人という規模になると大変なことになりますね。

法律を含めた労務管理的な問題もあるんですが、人の管理の場合モチベーションの管理もあるので、会社の進む方向性をきちんと浸透させていかないといけないですよね。

社会保険社労士が組織コンサルティングを行う強みとメリットとは?

今回社労士さんのお仕事というところと組織のコンサルティングをされているというところで、今のおはなしなどはまさにというところだと思うんですが、就労規則を決めたり、コミュニケーションの内容や頻度が変わるということだと思うんです。うちの会社もリモートワークをしなきゃ!と思った経営者の方から相談があったときに、コミュニケーションの設計やモチベーションの管理のお手伝いもされるんですか?

リモートワークを導入した会社のよくある相談に、人事制度や評価制度がしづらいというのがあります。個人の仕事の成果を図ることはもちろんですが、そのプロセスも評価の対象になるので、その2つを併せて今まで評価をしていたのが通用しなくなるわけですよね。MBOと行動評価を組み合わせることが多かったと思うんですが、行動評価がしにくくなるという相談は増えましたね。

この問題はまだ答えが見出せない部分ではあります。そういった中で、本来会社が進むべき方向性や理念を浸透させにくくなっているので、その手段として少なくとも月に1回はみんなが顔を合わせられる機会を作るなどの仕組みを取り入れてみたりですね。リモートワークをすることが目的ではないと思うので、リモートワークがひとつの手段として適切なものであれば使えばいいかなと私自身は思っています。リモートワークやフルリモートにしないと!ということではないのかなと。

資格を取ってもすぐに手続きができないというおはなしもあったと思いますが、今みたいなリモートワークのおはなしや時事ネタとまでは言わないまでもコロナが流行したことで、現実的に働くためにはリモートワークにした方がいいというような時代背景があると思うんですが、そういうおはなしは資格試験では出ないわけじゃないですか。こういう部分はどのようにしてキャッチアップされていくんですか?

これが正しいかどうかはわかりませんが、私の感じ方としてはお客さんが相談をしてくださることが一番正しい問題定義だと思っています。これはある意味、勉強不足かもしれませんが、お客さまとはなしをする中で疑問に思ったことや確認しないといけないことを調べたりすることが多いですね。こういうことをやりたい、こういうことを課題に思っているというご相談を受けて、私も一緒に取り組んでいくという感じです。

お客さんからの相談によって、さらに知識の幅を広げていくみたいなイメージなんですかね。

新しくこういうことを質問されてどうしようということは、事務所内や個人では常に起こっていますね。例えば、私が経験していてもスタッフが経験していないこともありますし、自分で経験したり調べることで知識として身についていくので、すべて教えるのではなく成長の糧だと思って自力で問題に向き合ってほしいと思っています。

僕たちも取り組んだことのない案件もあるんですが、とりあえずやってみよう!という気持ちで挑むこともあって、それが一番キャパを広げることができますよね。

そうだと思います。私の場合は、コンサルトいうことで距離感は違うかもしれませんが、新しいことをやるにしてもお客さまから求められていることを軸に、サービスやコンサルティングのやり方を作ったら、お客さまにもいいねと言ってもらえるんじゃないかと思っています。こういうことに関心を持つのではないかなということにアンテナを張っていると、そこに関心を持ってもらうこともあるので、まずはお客さまがどう感じているかを最優先かなと思っています。

早田先生が考える社会労務士が目指すべき未来とは?

おはなしをお聞きしていると時間が全然足りないですね!

最初は1時間も話せるかなと思っていたんですが、なかなか話すことがありますね。

小林さんからも何か聞きたいことはありますか?
僕がお聞きしておきたかったのが、社労士さんに相談をするタイミングって、会社の健康状態でいうとすでにトラブルが起きていることが多いのかなと思うんですが、最近の世の中の流れとして健康経営に対しての意識や優良法人の話もでてくるかなと思っていますが、このあたりに関しても関わってくるものですか?

私個人的にはそういったおはなしはあまりないんですが、知り合いの先生にはそのあたりを打ち出して健康経営を支援されている方はいますね。おそらく発信の仕方にもよるのかなと思います。

健康経営というのは、従業員の方の働きやすさや会社として健全な経営をするために必要な取り組みだと思うので、そこに関して関心は高まっているのかなと思います。個人的には、ISO30414という人的資本への情報開示に関するガイドラインのコンサルタントを行っているんですが、最近の世の中的に人的資本経営が言われていることも多いですね。

健康経営という言葉も根っこの部分は同じだと思うんですが、健康経営の場合は従業員目線が大きい部分があると思います。人的資本経営の場合は、ESG投資の部分も含めて、投資家目線に立って人を資本と考えることで、従業員に対してどういう管理をするかで利用価値につながったり、成長につながったりするという考え方ですね。この部分に関心が集まってきていますし、SDGsも同じような考え方だと思いますが、言葉の流行り廃りではなくて、従業員の方たちの人的資本や管理にしっかりと目を向けられているかどうかで、企業価値や成長につながるかが強まりつつあると思っています。

社労士さんとしてのお仕事の中で、トラブルや手続きの対応とマイナスからゼロに持っていくようなお仕事の延長に、組織コンサルのようなプラスに持っていくための業務が発生するという感じなんですかね?

マイナスからゼロにするところでいくとトラブルの部分もありますが、どの会社もどの面においてもマイナスやプラスはあるので、トータルで見るとプラスだけど一部管理ができていなくてトラブルになることもありますよね。そこを社労士がトータルで見ることでカバーできることがあると思っています。

人材的なコンサルだけだったら制度を作ることやプラスの面を強くしていくという部分はあるにしても、トータルで見て問題があったときの対応までできるかというとなかなか難しかったりもするので、組織と人と、法律と制度を確認しながら、資格者として責任を持って対応できるようにしています。

先程のISO30414のおはなしもそうですが、人事労務というわけではなく、人的資本という考え方でいくと全体をトータルで見れるというのは整合性がある話しだなと思いました。

会社の方向性としては、どの会社もというと性善説になるかもしれませんが、当然健全な経営に越したことはないと思っているので、そのお手伝いができるというのは社労士冥利に尽きますね。問題に対することももちろん対応していきますが、ぜひそういったお仕事を増やしていきたいなと思っています。健全な経営につながるご支援をしていきたいですね。

法人化を考えられているというおはなしだったと思うんですが、先生の事務所としてはこういうことをやっていきたいことのひとつに今のようなおはなしがあるということなんでしょうか?

そうですね。

今後世の中的にDXが進んでいけば、給与計算や手続きなどの実務は、会社が従業員のマイナンバーカードを端末にタッチすれば完了していくと思います。そうすると社労士の業務はかなりシュリンクするんじゃないかと思っていて、そうなってきたらいかに迅速に正確にその業務をするかよりも、組織が成果を上げたい、従業員がついてくるにはどうしたらいいのか、問題が生じたときにどう対処したらいいのかのノウハウを活かしたいですね。

一緒に考えて、一緒に答えを導き出す支援をしたいなと思っていますし、その部分がニーズになっていくのかなと思っています。法人化は形だけの問題になるんですが、最終的には事務所のメンバー全員がそうしたニーズに対応できるように取り組んでいきたいです。規模を拡大するというよりも、質を上げて問題に対応できる人材を育てていくことを目指していきたいと思っています。

社労士としてのお仕事の魅力をお聞きしようと思っていたんですが、人事労務と呼ばれるいわゆる基礎的な部分を見ているからこそ、そういったところまで範囲を広げられて、絵に書いた餅というのではなく、組織コンサルに携わってこられたからこそできることがあるんだろうなと思いました。

実際のところ、どの経営者も方向性としては会社を潰したいとか、従業員を酷使したいとは思っていないので、プラスの回転にどう回していくかという部分の支援をしていけたらいいのかなと思います。

今回おはなしを聞かせていただいてとても勉強になりました!貴重なおはなしをありがとうございました。

〜第12回目の「いろいろTV」を終えた青木の振り返り〜

「社労士」というお仕事のイメージが人事労務に関する制度設計や制度運用をサポートしてもらう専門家というでしたが、早田先生はそこから一歩踏み込もうとされているという点がとても印象的でした。

法律や政策に精通し、複数の組織を顧問としてみていることで蓄積される知見が、現実的な組織開発のサポートにつながるのだろうと感じ、人的資本という考え方も取り入れた今後の早田先生の活動がとても楽しみです。

そして、余談ですが、、、早田先生の話を聞いていて、「大人の社会科見学」シリーズで仕事への理解が深まることで専門家の方々などへの相談上手(頼り上手)になれるなと感じました。シリーズの裏テーマにします!笑