いろいろ社の「いろいろTV」はいろいろ社 代表の青木が気になる人に、いろいろなおはなしをお聞きするオンライン番組です。
第39回目は、ゲストに如水法律事務所代表の橋本道成さんと、株式会社ビズリーチの内海良介さんをお迎えして、お二人の趣味を合わせた企画会議を行いました!
目次
集合したら、まずは坂談義から
橋本です。福岡で弁護士をしています。坂が大好きです。
内海です。ビズリーチという転職支援の会社で企画の仕事をしています。RUNが大好きです。よろしくお願いします。
企画会議も何も、テーマもやることも決まってるじゃないですか(笑)
ロケ弁どうするとか?(笑)これまでロケはやったことないんですよね?
大一郎さんは、いつも僕が出演するときは決まってる質問をしているのに、今日はしてくれないんですね。「今日はどこにいるんですか?」って聞いてくれないんですか?
ところで、橋本さんは今日はどこにいるんですか?
赤坂です!
坂にちなんで、ですね!ところで、背景にされている坂はどこの坂なんですか?
文京区の目白台にある、胸突坂(むなつきざか)ですね。椿山荘とか東京カテドラル協会がある場所を抜ける坂です。
左右のコントラストが良いですね。石塀と茂み。
内海さんも良い坂にいるじゃないですか。
僕、自己紹介で話そうかとも思ったんですが、大学が高田馬場でして、池袋に住んでいたことがありまして、これはその途中にある、のぞき坂という坂ですね。学習院下から一本明治通りのほうに入ったあたりの坂です。写真だと見切れてますが、上の方は空がスーッと伸びていて、青空に向かって突き抜けていくような感じの僕の好きな坂ですね。
・・・これは、番組が始まる直前に橋本さんに聞いたお話と、もらった写真でした(笑)
自分のことのように語りますね(笑)あれ、大一郎さんがカツラ被ってる。
これは…桂坂?
これは港区の桂坂ですね。
エピソードがありまして。お坊さんが繁華街に遊びに行きたいけど、遊びにいってはいけない決まりなので、カツラを被って遊びに行っていた。そのとき通っていたのがその坂、というお話ですね。
なるほど、そういう由来があるんですね。
由来はいろいろあるみたいなんですけどね。のぞき坂は、傾斜がきついので、のぞきこまないと下が見えないからのぞき坂だそうです。
断崖絶壁みたいな感じだということですね。
平均すると緩やかですが、最後がぐっとキツイんですよね。
スキーのジャンプ台を走る大会とかあるんですが、そういう感じですよね。あ〜、走りたくなってきたな、大ちゃん、走ってこようかな!これまでに出てきた坂って東京の坂じゃないですか。東京って…ん?弘輝さん?
あ、これは!わかります!
桜坂ですね。
この坂は良かったです。母と一度行ったことがありまして。
母が福山雅治さんのことが大好きなのですが、東京に来たときにどこに行きたい?って聞いたら、「福山雅治の桜坂に行きたい」って行ったので一緒に行ったんですよね。数年前にご結婚されて…。60後半の母が福山ロスになりました(笑)
推し活は人を元気にしますよね。橋本さんにとっては坂が推し活というわけですよね。
桜坂は桜の時期に行ったことないんですよ。大田区のホームページとか見ると両サイドが桜なんですよね。
そろそろ企画の話を…。
そういえば、今回の企画って走るのは僕ですよね。オンラインじゃ無理だから…。
撮影をどうするかも考えないとですね。
それに東京の坂なら、足代、酒代などはどうするのか。登りきって頂上で一杯、みたいなね。
これね、一応ね。パワポ作ってきたんですよ。見ます?
坂のパワポ…
見えます?
全○内海坂!
走りやすそうな坂ですね。
青木坂。平均斜度3.1度ですね。
100メートルあるのに、6メートルしか上がらないんです。内海さんなら一瞬ですよ。
100メートルで高低差6メートルは息が上がらないくらいですね。
みなさん坂は登るという目線で見られるじゃないですか。でも坂は下りもあるんですよね。登りと下りでは坂の楽しみ方が全然違ってくるんですよね。使う筋肉も違うんですよ。
うしろのほうの筋肉使いそう。
実は下るときは腿の前なんですよね。自重を抑えながら前に進むんです。
それと、なんていうかな。「ひゃっほー!」ていうか。
童心というか、いや、童まではいかないですね。青年期のような若い頃に戻れる感じ。
下り坂って好きなんですよね。僕。箱根駅伝の5区と6区ってあるじゃないですか。5区が山登りのきついコースとしてフォーカスされやすいですが、帰りの下りの6区ってすごいんですよ。あんなスピードで下り坂を駆ける陸上競技の選手っていないんですよ。しかも危険です。登りは死なないけど下りは死ぬんです。僕は6区が箱根の醍醐味だと思ってます。
山も下りは怖いですもんね。
僕、トレイルランニングもしてますが、下りは本当に死にます。
2つ死に方があって、1つは普通に木の根っこや石につまづいて頭を打って即死。もう一つは、下りのときは地図を見なくて、下りやすい方にどんどん下りていってしまう場合があるのですが、気づいたら全然違うルートに迷い込んで、戻れなくてそのまま死んでしまうケースですね。だから下りは本当に危ないです。
それは、GPSがなくても山の地図がわかるアプリを入れておかないといけないですね。
そうですね…。そういうアプリがあれば…。あ!橋本さん。そういえば福岡に本社がある会社で、ヤマップという会社がありましてね。そこが10年前に出しているんですよ。それに仮に迷ってしまっても、保険も販売しているので大丈夫です。保険と地図をセットで。ね!
続・坂談義
この坂って知ってます?
ふゆあおきざか?
これね、ふゆあおきって書いて、もちのきって読むんですよ。
もちのきという木が生えていたんだろうとされてます。これは千代田区の九段下のちょっと北に行ったところにあります。
九段下あたりも良い坂が多そうですよね。
橋本さん、僕そういえばこの前、東京出張に行きまして、空いてたホテルを予約したら南麻布のアパホテルだったんですよ。西麻布の友人の家に行くときに、麻布の坂を見たんですが、路地という路地が全部坂でした。坂を下ったはずなのにまた下り坂があったりして、なんか、エッシャーのだまし絵みたいでした。
いい表現ですね。ロケするときに坂をいっぱい登りたいなら、麻布とか六本木とかが良いですね。
そういえば、坂競争とかってどうですか?
この4人で走ったらダントツ内海さんですよね。
テレビ番組みたいにハンデをつけたりして。僕が何か重たいものを背負ってとかね。
重たいものを背負うの良いですね。
次の坂紹介は、薬研坂。下って登るすり鉢みたいな坂です。
下って登る、良いですね。
歩道も広いので走りやすいと思います。車道の許可は僕らは取れないと思うので…。歩道が狭いと歩行者の邪魔になるし。
歩行者で思い出したんですが、僕、朝走るのが好きなんですよ。人通りがなくて、走りやすいので。だから僕は出張先では朝5時から走ってたりします。
なので、今回も朝4時半集合とかでどうでしょうかね。
良いですね。
夏にやるなら、いくら内海さんでも暑くて死んじゃうといけないので、やっぱり朝ですね。
この前は三軒茶屋に泊まって、渋谷で飲み会だったんで片道3キロ走ったんですよ。まぁ、飲み会は走って参加するのが流儀なんで。
ただ、三軒茶屋から渋谷までの間は夜は走れないですね。歩道は人が多すぎて。そして、車道は電動キックボードが多いので、走りづらいんですよね。東京。
僕がヘルメットみたいのを被って、チョウチンアンコウみたいな感じで自撮りが良いんですかね。
内海さんを客観的に映すカメラも必要ですね。
もうちょっと短い坂。これはですね、さんぷん坂。TBSの裏ですね。
この坂は、昔は牛車が通るときに坂がきついので、うしろから押してくれる人が居て、その人に支払う料金のようなものが三分だったから三分坂というんだそうです。
坂のエピソードって良いですね。僕が走るだけじゃ坂の魅力が伝わらないですよね。魅力って背景とか歴史じゃないですか。それを表現するのはどうでしょう。
例えば、僕が本当に牛車を引きながら走るとか。牛のレンタルっていくらかかるのかは弘輝さんに調べてもらうとか。坂の名前の由来となった行為を共にしたいですね。
そういうの!リアカーでもいいし!それでその当時を偲びたいですね。当時の生活を感じたいし、伝えたいです。
大丈夫です。法律的には。歩行者扱いです。
その観点で、エピソードの良い坂ってないですかね?
うーん。次のスライドはどこの坂だったかな…。あ、氷川坂。
緩いんです。次は、本氷川坂。
これも氷川神社への坂ですね。
それは面白そうですね。
坂は、名前つけるのが大変なんですよ。町内会とか自治体とかもろもろが関係するので。うーん…。
次は、氷川坂の隣りにある転坂。
これは傾斜きつくないですか。江戸見坂。
これはまさに、江戸が見えるからですかね。
そうです。昔、江戸の全体像が見えたそうです。標識に由来が書いてあるんです。
港区は木の標識なんですよね。他の区は別だったりします。
次は綱坂。
車道より歩道が広くて良いですね。今気づいたんですが、写真が全部きれいなんですが、これ全部橋本さんが撮影しているんですか?
そうですね。
坂の写真って傾斜がゆるく見えるので、なるべく低く撮ったほうが良いんだろうな〜と思いながら撮ってます。
次は魚籃坂。
続いて、僕の背景にしている目白台の胸突坂。
階段坂は斜度が高いんですよね。9度、高低差10メートル。しかも、階段って階段の歩幅になるので、自分でコントロールしづらいから、よりキツくなると思います。
階段坂も攻めてみたいですね。
隣りにある幽霊坂。
不気味ですね。
幽霊坂って、薄暗いところの間にありますね。都内に何箇所かあります。今みたいに街灯はない時代は怖かったでしょうね。
僕、ちょっと感じやすいほうなので幽霊坂系は心配ですね。もらっちゃうかも。
そして、これがのぞき坂。
手前は緩やかですが、あとからぐっと登る坂です。210メートルは長いですね。途中で挫けそうです。自転車で登り切れないかも。
これは隣の宿坂。
同じように、ゆるやかな坂から、一気に急坂になります。
これも豊島区ですかね。一気に回ってロケができそう。
次は文京区の無縁坂。
これはちょっとゆるそうですね。
左側の看板が、文京区の坂の看板ですね。文京区は金属製の四角い看板です。
続いては目黒区の行人坂。ここは本当にきついですよ。
これ、きつそうですね。
行人坂で写真撮ってたら、登ってる人が「きついー!」って言ってて。それが嬉しくて嬉しくて(笑)
大ちゃんも詳しいですね(笑)
これは愛宕神社。
福岡もあります。がおか坂。
あ〜!母校の近くです。ここ結構短いですよね。
その隣に純真桜坂。
今日の資料はここまでです。
福岡だったら走りごたえとしては平尾霊園の横の坂とかは良いですよね。
福岡だとあとはどこですかね。
そのあたりも良いですね。
あと、赤坂緑地ってわかりますか?筑女とかがあるあたりの海側ですね。あのあたりはちょっと山になっていますね。ちょっと狭いので走りづらいですが。
六本松のところも良いですよね。あのあたりもどんどんキツくなります。
下るのも怖いですよね。自転車だったら、止まらないんじゃないかっていう坂ですね。
企画 : 願いを叶える男
そろそろ企画を詰めていかないとですね。
青木坂は青木大一郎をおんぶして走る。
大ちゃん、何キロあるの?
え〜…。
台車で走って、内海さんが手放しちゃうとかもあるかもですね。
やっぱり、YOUTUBEに上げるんですかね…。
それをやるなら、下りもやりたいですね。
下りはリスクが高いんで、保険にちゃんと入らないとですね。
全力疾走で下るのはすごく怖いコンテンツになりそうですね。
今日の話をもとに企画書を作って、もう一回話し合いましょう。
後編ですね。ロケ前に企画会議の後編ですね。
初物だらけの企画なので、いろいろTVファンの中で「だったら僕もひとつくらい走ってみたい」という人はいたりしないですかね。なんかこう、視聴者参加型も良いんじゃないかなと。
それか、神社の周辺の坂もあるようなので、神社に向かって願い事をしながら走るのはどうでしょう。昔の人も、なにか願いを持って登ったんじゃないかと。だったら、僕もみなさんの想いを預かって、登りきったら成就する、というようなのはどうでしょう。みなさんから願いを集めるというか。
ちょいちょいちょいちょい!僕は、願い事を集めようとは言いましたけど、タイムトライアルをするとは言ってないですよ!
子どもたちの願いも叶えたい。
例えば、「6歳の○○くんが人生で初めて保育園のお友達の○○ちゃんに告白します!好きな子に好きって思ってもらえるように、願いを叶えます。よーい!どん!」
恋愛成就の神社を探しておかないとですね…。湯島天神で学問とかはどうですかね。坂も多いし。
ファン参加型で一緒に走りつつ、願いも集めて、それを僕が背負って走ります、的な感じが良いかもですね。
で、左下にタイムが出ているみたいなね(笑)
タイムが早すぎたら願い事を読みきれないですね。
僕は利己よりも利他、と思っているので、そういうモチベーションで走れそうです。
湯島天神なら坂がいっぱいありますから、学問系の願いはたくさん集めても大丈夫ですし。
走って願いを叶える男、って良いですね。自分のためじゃなくて、誰かの願いを叶えるため。
薬学部に合格したい人の想いをもらって、薬研坂を走る、とかそういう由来にまつわるものとかもいいですね。
博多から出ていくので、おいさおいさ、締め込みの山笠スタイルですかね。
〜第39回目の「いろいろTV」を終えた青木の振り返り〜
いつも視聴いただき、ありがとうございます!
初物尽くしの『いろいろTV#39』、出演いただいた内海さん、橋本さん、ありがとうございました!
テーマだけを緩く決めて当日を迎える『いろいろTV』、台本も事前打ち合わせもないまま当日なのですが、これまで通りに当日を迎えました。
「坂を走る」「ロケをする」という方向でいろいろお聞きしながら、「誰かのために走る」「願いを叶えるために走る」といった視聴者参加型の企画案ができるとは考えていませんでした(笑)。
2人ゲストをお呼びしての掛け算企画、また、やってみたくなりました!
初物尽くしという意味では、僕が開始直前(2分前)にようやくスタンバイができるという遅刻未遂のおまけまで、、、ごめんなさい。。。
まずは、企画会議後編に向けて、企画書の制作、そして、ロケの準備を進めます!(笑)