あし花整骨院様 – いろいろらいん導入企業インタビュー vol.1

大田区池上にある「あし花整骨院」。

2019年7月に開業した” あしから整える “がコンセプトの同院。辻院長の確かな知識と技術はもちろん、一人ひとりの患者様に真摯に向き合う人柄や、丁寧に診察・施術する姿勢が評判だ。辻院長はスポーツトレーナーとしても活躍し、法政大学や玉川大学において講義枠を持ち、特別講師として学生の指導にあたる。

” スポーツ “や” 脚 “に関する患者様も多いという同院には、高齢者から若年層まで幅広い年齢層が訪れる。小・中学生のお子様を安心して任せられるため、子育て世代にとっても心強い接骨院だ。

開院当初より、様々な悩みを抱える患者様をもっとトータルでサポートするため「あし花鍼灸院」を併設している。地域とアスリートにとってなくてはならない接骨院である。

あし花整骨院
院長 辻 主税(つじ ちから)
東京都大田区池上4丁目27-14 池上4丁目ビル 201号室
https://ashika-seikotsu.com/
LINE ID:@798jxled

あし花整骨院 ×『 いろいろらいん 』

なぜ『いろいろらいん』を導入したのか

整骨院というと、近隣にお住まいの患者様が来院すると想像されるかもしれません。当院ももちろんそうですが、” スポーツ “や” 脚 “によるからだの不調や症状の改善を得意としていることから、かなり遠方からもご来院いただいています。

遠方にお住まいであっても、少しでも症状を改善したいとホームページを調べてご予約くださる方も多いので、当院はWEB予約を導入し、SEO対策としてコラム(ブログ)を執筆したり、Google Maps対策をしています。そういった地道な活動を続けているおかげで、予約数には効果が出ていると感じています。

ところが「整骨院あるある」だと思いますが、せっかくご予約いただいても直前のキャンセルが発生したり、連絡がつかないまま来院されないことがあります。簡単に予約できるWEB予約は便利なものの、予約したことをうっかり忘れてしまいやすいのだろうと思います。予約前日にメールでリマインドしても、患者様が気づきにくいことも課題でした。

予約してくださった患者様が気づきやすく、使いやすいツールでリマインドできたら…。

だから予約時から患者様とつながることができて、予約管理もリマインドもできる『いろいろらいん』の導入を決めました。

患者様にとってもLINEは身近なツールのひとつだと思いますが、当院としてもLINE@のときから「LINE公式アカウント」の運用は行っていたので、使いやすいツールです。すぐに導入しても現場が混乱しないことも決め手になりました。

『いろいろらいん』を導入した結果

まず、整骨院として使える機能がたくさんあるなと感じました。

予約時にLINEで「友だち登録」してもらうだけなので簡単です。「友だち登録」をしていただいたら、患者様に個人情報を入力してもらいます。これだけで来院前に患者様の情報を知ることができるので、施術のイメージなどがしやすくなります。

また『いろいろらいん』の会員管理機能には、当院にしか編集できない項目があるので、患者番号などを設定して管理することもできます。患者番号はレセコンと同じ番号にしているので、患者情報の確認・管理もスムーズです。

「LINE公式アカウント」でも営業時間を設定できますが、『いろいろらいん』なら営業時間外でもメッセージの返信ができるのもよかったです。基本的に休日・夜間は自動応答にして、患者様から緊急度の高いメッセージが届いたら対応するようにしています。

導入を決めたときは、当院から患者様に予約前日のリマインドといったメッセージを送信するような使い方をイメージしていましたが、患者様の情報管理も含め、様々な使い方ができたのは嬉しい誤算でした。

あし花整骨院の『いろいろらいん』の使い方

すでに当院をご利用されている患者様や、新規の電話予約の患者様については、ご来院時にLINEで「友だち登録」をお願いしています。「友だち」になったら『いろいろらいん』の管理画面で患者様を確認できるので、既存の患者様にはこれまでと同じ患者番号を、新規の患者様には新しい患者番号を割り振ります。また、『いろいろらいん』の管理画面で患者様のお名前や生年月日などのデータを確認しながら、管理しています。

患者様の次回予約日が決まったら、『いろいろらいん』のメッセージの予約配信機能を利用して、予約日の前日などにリマインドを設定し、患者様にメッセージが送信されるようにしています。ただ、いつも忘れずにご来院くださる患者様には煩わしく感じられてしまいそうなので、すべての患者様に一律でリマインドを設定することはしていません。次回予約日まで時間があいてしまう患者様や、リマインドが必要な患者様に利用しています。『いろいろらいん』は臨機応変に使い分けができるのも便利ですね。

当院では当月や来月の診療日や診療時間といったスケジュールカレンダーを、『いろいろらいん』の共有フォルダ機能を使って患者様にお知らせしています。「友だち」の患者様は誰でも閲覧できます。わざわざホームページを確認しなくても、LINEで診療スケジュールを確認できる状態が作れたので、使い勝手がいいです。

それから、予約いただいた患者様にはPowerPointで「次回来院日」という、その患者様専用の画像データを作成してお知らせしています。共有フォルダ機能には、特定ユーザーだけが閲覧できる権限設定もあり、その患者様だけが閲覧できるように設定して、画像データをフォルダに入れるだけです。患者様にはフォルダを確認すれば次回予約日が確認できることを伝えているので、「メッセージの履歴をいちいち確認しなくて済むから便利」「診察券や予約票を探さなくても、スマホで確認できる」と好評です。

あし花整骨院で起きた嬉しい変化

『いろいろらいん』を導入したら、紙の診察券の発行がほぼなくなりました。もちろんスマホを利用していなかったり、LINEを使っていなかったり、紙の診察券を使いたい患者様もいらっしゃいますから、発行数はゼロではありません。ただ、当院の基本方針として紙の診察券は使用しません。

「あれ?(紙の)診察券は…?」という患者様もいらっしゃいましたが、「こういう時代なのでペーパレスです!」と伝えると、感心されることもあるくらいです。当院は若い患者様や、エコやSDGsに関心のある患者様も多く、診察券の電子化はスムーズでした。

最近は色々なサービスでデジタル化が進み、若い世代では特に「持たない」傾向があるように感じています。ですから、患者様の「診察券を忘れてしまった!」というストレスや、財布やポケットに診察券を持ち歩かなければいけないストレスを解消できたこともよかったです。

当院の希望通りだったリマインド機能や、診療スケジュールを共有できる機能は大いに役立っています。

けれど、使ってみてそれ以上に感じたのは「お問い合わせや予約のタイミングから患者様の情報を確認できることは、当院の強みになる!」ということです。

「LINE公式アカウント」では、友だち登録してもらった後にメッセージなどをもらわないと、当院からメッセージ送信ができませんでした。ところが『いろいろらいん』なら友だち登録してくれたら患者様の情報が共有されて、メッセージのやりとりがない患者様でもフォローすることができます。『いろいろらいん』だとメッセージにLINEのスタンプを送受信できないという違いはありますが、「LINE公式アカウント」よりもコミュニケーションが取りやすく、当院にマッチしているなと思います。

もっと進化する!あし花整骨院

現在は患者様と1対1の個別メッセージがほとんどですが、『いろいろらいん』から患者様にデジタル年賀状を送るというチャレンジを考えています。

『いろいろらいん』だと、これまでにご来院いただいた患者様と、友だち登録だけでご来院履歴のない患者様をセグメントしてメッセージ送信ができます。それとクーポン機能を利用して、割引特典のついた年賀状を送信する予定です。

これまでは紙の年賀状に割引特典を印刷していましたが、来院時に年賀状を忘れてしまうケースも多かったんです。せっかく楽しみにして来てくださったのに、申し訳ない気持ちになってしまって…。デジタル年賀状ならスマホを忘れる患者様は少ないですし、クーポンがどれくらい利用されるのか効果測定もしたいですね。

当院では今のところ回数券はありませんが、定期的に通ってくださっている患者様からリクエストも多いので、『いろいろらいん』で回数券を設計・導入することを考え始めたところです。クーポン機能は回数制限も設定できるそうなので、前向きに検討しようと思っています。

本件に関するお問い合わせ先

いろいろ株式会社 担当 : 小林
E-mail :  info@iroiro-corp.com
LINE : いろいろ株式会社 @958lfbac

インタビュー日:2021年7月27日