いろいろ社の新たなプロジェクト「いろいろTV」。いろいろ社 代表の青木大一郎が気になる人に、いろいろなおはなしをお聞きするオンライン番組です。
第16回目は、ゲストにアストロラボ社の代表の日下ヤスユキさんをお迎えして、TVCMなどでも積極的に展開されている「備品管理クラウド」について、いろいろなおはなしをお聞きしました!
目次
システムを入れた後の世界(ユーザー体験)を作る
よろしくお願いします。今日は弊社アストロラボの紹介と、備品管理クラウドのお話をさせていだこうと思っています。
株式会社アストロラボ代表の日下ヤスユキと申します。岡山県出身なんですが、高校と同時に渡米して、デンバーでビジネスとコンピューターを学んで帰ってきました。こう話すと、まぁカッコよく聞こえるんですけど、本当は国内でいい大学に行けそうになかったので仕方なく渡米したという感じですかね。
卒業して日本に帰ってきて、僕も実は青木さんと同じ系列のコンサルティングファームに入社しました。そこでは、今ではカッコよくDXっていう言葉が出てきてるんですけど、当時はね、システム化によるビジネスプロセスエンジニアと呼ばれていまして、これを多くの企業で経験させていただきました。
その後、2006年に自分でWebサービスがやってみたくて起業しました。SNSと口コミサイトを合わせたようなサイトを運営しておりました。大体3年ぐらいで、月間400万ユニークユーザーぐらいまで成長させて売却、ってカッコよく聞こえるんですけど、これぐらいでは当時はお金にならなかった。今だとこれぐらいあるといわゆる予約の手数料だとかコールの手数料が結構入ると思うんですけど、当時はそんなものがあまりなかったので、なかなかビジネス化するのが難しくて、売却してちょっとぐらいしかお金にならなかったっていうのが事実ですかね。
それから、売却後の2012年にアストロラボをつくりました。今の会社ですね、いわゆるコンサルティングの時に得た知識と、あとはこのWebサービスをやってて得たWebの知識やマーケティングの知識っていうのを合わせての業務改善。改めてDX化ですね、戦略立案支援からシステム選定、ない場合はシステム開発を行なって、いわゆるシステムを入れた後の世界(ユーザー体験)を作るというようなことをやらせていただいています。
こんなことをやってる間に株式会社AOKIホールディングスの執行役員システム部長というのも2年間ほどやらせていただきました。こんな経験をしております。
レガシーを、セクシーに。仕事が心地良くなるシステム作り。アストロラボ社のシステム構築の事例
アストロラボの活動について、スライドにまとめさせていただきました。DXとはなんぞやみたいな感じなんですけど。
「売り切り力UP&発注精度向上@雑貨店」って書いてありますけど、当時は全国で180店舗(現在は200店舗近く)・売り上げが120億円(現在は200億円近く)の雑貨店さんで、いわゆる基幹システムの構築を全て担当させていただきました。
店舗が多いので振り分けが大変だったりとか、オンラインもあるので在庫がわからなくなると大変なんですけど、もう物が残らない、どこに何があるかっていうのを1個から測定でき、それをリアルタイムにわかるので、売り残しがなくなるみたいなことを一緒にやらせていただいております。
次に「ギネスホルダーの販売スキルを全営業担当に@紳士服販売」としていますが、これは全国に700店舗ある紳士服店です。このお店にはギネスホルダーの世界で1番スーツを売る方っていう販売の方がいらっしゃいます。その方に付いてまわって、お客様とどういう会話をしているのかとか、何を気にしているのかみたいなことを観察し、全ての情報をデザインさせていただき、その情報を同じように全ての営業マンの方が見てわかるみたいなことをさせていただきました。
具体的には、このお客さまは1回の来店でいくらぐらい買うとか、どれぐらいのレベル感のものを買うとか、おすすめしたらどれくらい勧めたものを買ってくれるとか、2着率とか、コートを何年買ってないとか…、そういった情報を全部設計させていただいて、見ただけでわかるような形にさせていただいたわけです。
そうですね。
これも同じように情報のデザインという感じなんですが、経営資料って、よく目にするのは店舗が縦に並んで、横にKPIなどの数字が並んだりするようなものだと思います。でも、実際の経営会議って、大体は全国の売上はどうなんだ、このエリアどうなんだって、深掘りをしていったり、話がどんどん他の情報に派生したりしていくと思うんですよね。
その深掘りする感じを、画面で表現させていただき、気になる数字を触ったらどんどんドリルダウンしていくとか、その場で問題特定ができるみたいな情報設計をさせていただきました。このシステムを構築することによって、経営資料の作成時間をなくし、問題を会議内で特定できるようにしました。
excelなどで資料を作ってしまうとその場で何が問題なの?っていう時、突き詰めていけないこともあると思うのですが、このシステムだとその場で原因が大体わかるみたいなところまで持って行けた感じです。
こちらは婦人アパレルの企業さんですね。
ブランドがすごくいっぱいあり、複数の店舗、オンラインストア、卸までやっています。この企業の経営状況や販売状況をいつでも見える化するシステムです。在庫をどんどん回していくので、キャッシュアウトが出てきます。そのキャッシュアウトをし過ぎなく、キャッシュフローをちゃんと保てるかとか。
また、婦人アパレルって、いつでもなんかセールやってるイメージありますよね。なので、持っている在庫で目標売上に達しなかったりすることがあるんです。そういう状態にならないようにちゃんと在庫を持てるとかっていうのが全部見てわかるという状態を作り上げさせていただいた感じです。
これは健康食品なんですけど、テレフォンオペレーターの経験値を補うシステムです。
どのように補うかというと、コールが掛かってきた瞬間、CTIでそのお客様カルテが立ち上がります。これはどこのコールセンターでもされていると思うんですけど、カルテがパッと出てきた時、最初の情報で大体どんなお客さんか見当がつくような情報が1番最初に目に入ってくる設計になっています。
また、会話の順序って、どこもマニュアル等で決まっていると思うんですけど、そのマニュアルで決まっていることをずっと順番に登録していく。問いに対して返ってきた答えを登録していくと会話が成立したり、おすすめ商品が出たりもします。おすすめして断られた商品も登録していくことで、次回勧めないとか。
この会社様は、すごい商品点数をお持ちなのですが、その商品情報とかも全て出てくるので、もうドギマギしなくて大丈夫なようにしたり。この会社の課題の1つがオペレーターの方が対応すべき事項が難し過ぎて、入っても慣れずにすぐ辞めちゃうということが問題でしたが、解決することができました。
「誰でもどこでもお客様の出張を精度高くアレンジ@旅行代理店」、これもちょっとおもしろい事例です。 旅行代理店さんって手数料ビジネスされてるじゃないですか。なんですけどコロナもあって、手数料ビジネスだったら成り立たないと、月額課金ビジネスにしたいという要望から、ビジネスモデルから一緒に考えました。
どこの会社さんでも旅費規定ってありますよね。サービスに加入いただくと、その旅費規定を加入企業さまからいただき、その他に個人の好みみたいな情報もいただきます。例えば、青木さんだったら、飛行機は窓際が好き/通路側が好きとか、前の方の座席に乗りたいとか、乗り換えの時間は長いのやだとか、ギリギリの到着が好きとか、余裕がない行程は嫌いとか。
そんな情報を全ていただき、例えば、「明後日の14時にシカゴにいなきゃいけないんだけど」とだけ言うと、その好みとか会社の旅費規定を全て合わせて予約をしてくれるみたいな、そんなサービスをさせていただいています。コミュニケーションはチャットだけで済みます。
これまでは法人向けの旅行代理店さんは担当が会社や個人単位で付くことが多かったのですが、会社の規定や個人の嗜好や過去の履歴が確認できるので、経験が浅い人でも、他の支社の人でも対応できるような状態になったっていうのがすごいところです!
「同時進行する建設プロジェクトの進捗を見える化@ゼネコン」。
大手ゼネコンさんなのですが、たくさんのプロジェクトが動いており、実際にどこまでどのプロジェクトが進んでいるのかっていうのがわからなくなると。なので縦にプロジェクトを並べて、横に進行状況を全部色でわかるようにしています。
また、クリックすると必要な情報をアップロードすることができ、必要書類等が貯まっていく仕掛けで、可視化されていくみたいなことをさせていただきました。
「日々と将来の経営状況を見える化@物流」と書いてありますけど、こちらは運送業の企業さんです。
物流って突然仕事がなくなるということはなく、他の物流業者さんにスイッチされることになっても、連絡があって再来月からとかのケースが多いんです。なので、すぐに仕事が減った感じがしないので、数カ月後の売上下がるときまでのアクションが遅れがち。数ヶ月先に案件がなくなっているということを目に見えるようにして、それに対して営業するということを実現するためのシステムです。
営業する時にどういうルートにまわっているかとかも確認できるため、そのルート上のお客さんを獲得できれば、燃料費を大幅に増やすことなく、追加売上を獲得できるとかも考えられます。
こちらはパーソナルトレーニングジムさんです。
自分の体重や体脂肪を計測し、自分がなりたい姿を写真から選んでいただくと、そこまでに至るまでに何ヶ月間かかるかっていうのが可視化されます。2ヶ月とか短期間でなりたい姿になれるんじゃないかと思っている方も多いのですが、そこまでいくのに7ヶ月くらいかかりますよっていうことも多いです。
加えて、すごく頑張った場合/そうじゃない場合、サプリを取るとどれぐらい変わるみたいなことも可視化されます。
こんなことを僕らはDXと呼んで、ITが入ることによって、自分達の仕事の仕方とかお客様の接し方を変えていくというようなことをやらせていただいているような会社です。
あぁ、そうですね。
アストロラボは、「レガシーをセクシーにする」っていうスローガンを掲げています。オフィスの天井にも書いてあります。なんで「レガシーを、セクシーに。」かっていうとですね、IT業界にいらっしゃる方はよくわかると思うんですけど、銀行のシステムの問題とかが起きた時、レガシーシステムという言葉をよく聞かれたかと思います。
2022年になって、こんな昭和時代のようなシステムがまだあるのか、みたいなところがいろいろな業界に残っています。人がシステムに合わせて仕事をしなきゃいけないっていうことが、いまだにまかり通ってるところが業界的にあるんです。そういったシステムに何百億円とかを使っている一方で、今はみなさん、スマートフォンを使われていて、アプリが無料でダウンロードできますよね。ダウンロードしたアプリが使えないと思ったらすぐ消しちゃったりとか。無料にも関わらず使わないんですよ。なので、いいものは伸びていくって感じですよね。
すごく不思議じゃないですか?何百億円ってかけて作って一生懸命マニュアル読んで使うものもあれば、無料でも遅いよ使いにくいよって使われないものもある。だったら、その発想をちゃんと持って、アプリとかWebサービスを作るような概念で業務をシステムを作っていったら仕事が心地良くなるようになったとか、速いとか、カッコいいとかっていうことを実現できればいいなと。
レガシーをカッコよくして、速くしてとか言ってると変だなっていうことで、速いとかカッコいいとかってなんだろうというと「セクシー」かなということで、「レガシーをセクシーにする」っていうスローガンを掲げさせていただいています。韻も踏めてるでしょ✌
そこまで言ってもらえると嬉しいですね、ありがとうございます。
そうなんですよ。その部分はすごく意識しています。
昔は、入力担当の人たちって、その会社にバイトなどで入ってきて、そこで初めてパソコンに触り、使い方を覚えていくので、初めて見るものがそういうものだったので、なんかそれで良かったんだと思うんです。
今は、みんな、普通に最初からスマートフォンをプライベートで触っています。そのプライベートで今触っているものがLINEであったりとか、Instagramだったり、TikTokだったりするんであれば、そういったアプリ等に挙動を寄せていけばいくほど、説明が不要になってくるじゃないですか。そういうことが1番、なんか物凄く業務システムを作っていく上で変わってきているところなのかな、ベースが違ってきてるのかなと思うところですね。
日下社長の経験談
そうですね。サービスの概要を、僕の経験からご説明させていただけたらなと思っております。画面共有させていただきますね。
これは、私の社長としての経験です、ということです。
パソコンの山。
社員がここまでたくさんいるわけじゃないので、ここまでいっぱいあるわけじゃないんですけど、数十人みたいな会社でもやっぱり「先日辞めた社員いたよね?なんでまた買うの?」みたいな感じなんです。他にも、僕が許せなかったのがスマートフォンですね。大体どこの会社も社用のスマートフォンってリースで使っていて、2年サイクル。この2年過ぎて、直後の1ヶ月しかない機種変更のタイミングを逃すと機種変するのにペナルティ料金がかかるんですよね。機種変更のタイミング逃して、いつまでiPhone10使うの?みたいな状態がずっと続いていて。
本当にふざけるなという感じで、いつも総務に怒っていたんです。それからユーザーライセンスもですね。契約数と社員数が全然合ってないんだけど…。会社さんによっては工具類など、「なんで、持っていった人、返さないの?」みたいな、だんだん物が減ってくるみたいな。文房具も、文具棚から勝手に取っていっていいよってしていると、なくしても無限に出てくると思ってるんじゃないの?みたいな、そんな感じですね。
社員からすると、「必要だと思いまして…」「忘れてました…」「…」答えもないみたいなことなんだと思うんです。
ただ、社長からすると、完全に無駄な支出だし、お金を撒いているようなものですよね。そして、全くエコではない。SDGsのバッチ付けてる人がたくさんいますけど、ちょっと恥ずかしいなと。 さらに来期買うべきものもわからなければ、予算の精度も低くなってしまう。忘れてた!こんなでかい出費!!みたいなことが後から出てくるわけです。
なぜこんなことが起きるんだろうかってちゃんと考えると、それは備品管理を正しくしていないからっていうことです。(いろいろTVを)見ていただいている中で、うちの会社では備品管理をさせているという方ってどれくらいいるんだろうってちょっと聞いてみたいですよね。青木さん、備品管理させてますか?
僕らがいろいろなところに調査をしたり、「備品管理をしてますか?してませんか?」ってパッと聞くと大体90%くらいの会社が「備品管理してるよ」って感じですね。してはいるんですよ、一応してはいる。
それでどうやっているのかっていうと、こんな感じでほぼエクセルです。役所とかは専用台帳、つまり紙ですね、まだ残っていたりします。僕らのお客さんの地方自治体も、まだ紙が残ってます。進んでいるところでは、備品管理専用ツール的なものを入れているよっていうところもあります。
これだけ皆さんほぼ99%みたいな状態のエクセルの備品管理ってどうなのかっていうと、僕らも実際エクセルでやってました。だけど管理担当者があまりに物に詳しくないので、管理がいい加減になりがち。 どういうことかというとパソコンをパソコン1、パソコン2、パソコン3とか登録するんですよ。富士通のなんとかパソコンとか、AppleのMacBookProのなんとかとか、そういう正しい情報が入ってこなくなるんですよね。
管理されている備品の情報の何が最新かわからなくなります。貸し出し管理に使うには、情報がアップデートされないものではほぼ不可能に近い、、、当然エクセルなので、複数人で管理するのは難しいです。今のエクセルがオンラインになっているとはいえ、なかなかそうはいかないなと。
そして、やはり個人依存になってしまうところが1番問題かな。それで担当者が退社すると放置されてしまって、結局管理を諦めてしまう。弊社も完全にこの通りでした。
パソコンの数が従業員数の 150 % ⁈ 経験から作ったサステナブルなサービス
はい、ここまでの話は完全にアストロラボの話です。
結果どうだったかというと、パソコンが従業員数の150%。どのパソコンにどのソフトが入っているかわからない。こんなの日常茶飯事です。タブレットも、返却しないまま退社した社員が多発するし、自宅に置いたままの社員が多発する。会社のタブレットで子どもがYouTube見てるとかですね。
ライセンスは退社した人の分はそのままに、常に新しい人が入ると購入して追加される。オフィスチェア、なぜか引っ越すたびに減っていくとかですね。ホッチキス、これ面白いですよ。社員数よりホッチキスが多いっていう。
ただ、多分結構いろんな会社さんでありがちだと思います。自宅だったらしないようなことを、会社だったらなんでやってしまうんだろう?ということです。ということで作りました!っていうのが、備品管理クラウドです。今、CMも流しているので、まずは見ていただきますね。
そうですね、結構いろんなところで展開していて、来月からタクシー広告も都内とか首都圏で流してくみたいな感じです。
スマホで撮影するだけで簡単登録。これちょっとすごいんで、後で見ていただきますね、ムービーで。みんなで使えるので、個人依存にならない。貸出管理も簡単。申請も受付も簡単にできます。棚卸しも、モノを使っている人が自ら実施できる。つまりエクセルより簡単なのです、ということです。
実際、僕らのために作ったんで、どうなったかというところですね。とにかく無駄な買い物がなくなりました。みんなが失くさなくなったとか、何があるかわかるようになったというところですね。ある物がわかるので無駄に買わない、二重で、重複で買わないということですかね。
それから、社員が見られてる感っていうのがあるんですかね、自分が持ってるってことを他の人がわかっているので、大事に使えるようになったと。つまり失くさなくなったということと、大事に使うので修理も減ります。前回の稟議書情報とかでもちゃんと一緒に取っとけるので、適正価格で購入するようになった。言われたままの金額で稟議をあげてくるようなことがなくなってるって感じですかね。
まさにサステナブル! ちなみにこのSでやっているのはサステナブルのSです(笑)
簡単登録! 100万件のデータベースで本当に簡単です
簡単登録といいつつ、そこまでは簡単ではないでしょ?ってよくツッコまれるんで、これ。今までのエクセルの管理台帳がある人たちはもうそれを取り込んで、今までの続きからスタートできるという簡単スタートだね。あと新しく追加するには、スマホでバーコードや品番を読み取るだけ。どういうことかと言いますと、こんな感じです。
これ、バーコードを撮影すると、僕ら100万件の商品データベースを持っていて、それと突合して、詳細情報まで自動で入っちゃうんですよ。
パソコンだったらたとえば品番、AppleのAirでチップが何でOSが何でとかなんて、全部入ってしまうんですね。ジャンルはともかく、製品ラベルが結構すごくてですね、商品の裏側を撮影します。するとこういっぱいある文字列の中からこれが品番だろうっていうのを特定し、それを抜き取って同じようにデータベースと突合して、特定すると。
これ岡山大学と一緒に研究しててですね、こういうものが出来上がってきているって感じですね。なのでもうパチパチ撮っていれば、自動でどんどん登録されると。
「全部あるわけじゃないでしょ?」と言われます。当然全部はまだないのですが、製品が出てこない場合は品番などを入力していただいておけば大丈夫です。数日以内に、実は僕ら裏で検索して入れてるんですけど、データベースがアップデートされて、勝手に「情報が更新されました」と。
例えばこれはパソコンアプリなんですけど、なかったものが、今まで入ってなかったやつがこんな感じででですね、更新前、情報がなかったものがこう入れられると。なのでパシパシ撮っといていただければ、僕らに情報がずっと上がってくるので、ないものをどんどん足していくというようなことをやっております。
もう登録する人からすると、ちょっと神アプリなんじゃないかなと思ってます。こんな具合です。
そうです。もう僕らからすると、もう日本に存在する会社で使うものは全て登録してやろうと思ってやっております。
今まではパソコンとか電化製品から始まりまして、今だと消耗品系もですね、もうそこはもう会社さんと提携して、例えばオフィス備品の通販業者さんと提携して、でその会社さんが持ってる商品をお借りしてそれを全部データベースに収めたりとかさせていただいてますね。さらにコードとかもわかってくるので、エコスコアリングみたいなところが後々できてくるのかなと思っております。
利用料も安いです、利用料金のもとが取れるヒミツ
こんな簡単でもきっと社長さんからするとですね、社員に任せておくといつまでも始められなさそうと思うのかな、と思うんですけど。僕らでエクセルをお預かりして登録代行、取り込み代行をさせていただいたりとか、実際に会社に訪問して登録代行っていうのもさせていただいているわけです。もう社員の現業に負担をかけませんとかですね。
そして、こんなにちょっと作り込んできているんですけど、めっちゃ安いです。月額5,000円からです。
料金体系は利用者数では変わらなくて、アイテム数課金だけです。例えば1,500アイテムくらい管理していただいても、月額たったの25,000円みたいな感じです。利用料金はすぐ回収できます!パソコンを1台、無駄買いしなかったら、もう元が取れるっていうような感じですかね。
その通りです。IT導入補助金対象事業者にもなったので、最大1/2の補助が出ます。これもご相談いただければみたいな感じですね。
類似サービスは?と比較してみたいなんてことになるんですけども、ぜひ、比較して欲しいです!比較していただくとわかるのですが、同じぐらいの機能を持っているサービスですと10倍から20倍くらいの費用になると思います。
登録方法もあんなデータベースを持っていて、アプリかざすだけで登録できるようなものはないですし、全然比較にならないと思っています。希望があれば全ての情報が入った比較表も差し上げます。
はい、そう思ってます。無駄に買わない、重複買いしないとかですね。
わかりやすいと思います。
うちの会社では、いつからこのパソコンあるんだっけ?みたいなことはよくありました。特にMacなんて新しいか古いか、よくわからないじゃないですか、外見で。で、開いて見て古かったら処分しようみたいな、そんな感じのことがなくなりました。
社員数に対して、150%パソコンがあったという話をしたじゃないですか。
今は、余剰パソコンがテスト機しかなくなってます。2台とか3台とか。それだけでも効果はとても大きいです。それから、スマホが絶対に古くならなくなりました。確実に交換できる。
そうですね。
あると思います。会社が大きくなればなるほど効果は大きいと思います。単純計算で一人あたり数万円単位で費用を圧縮できると思うんですよ。無駄な物を買わなければ。
そうですね。ちょっと見逃しがちなんですけど、充電ケーブルとかって実は結構高いじゃないですか。2,000〜3,000円くらいしていて、そういう備品をなくしました系が、ほぼなくなった印象で、みんな大事に使うようになってます。
そうですね。わかりやすいのはデバイス系です。ただ、ソフトウェア等についても無駄も結構多かったなと。
それから、無駄な物を買いがちなのはですね、リモート会議で利用するライトだったりとか、工具だったりとか。たまに年数回しか登場しない物が、登場するたびに買うみたいな感じですかね。
どんな会社で「もと」が取れる???
とてももったいなかったなって思います。
アストロラボでは少ないですが、展示会へ出展する会社さんとかはもっともっとちゃんと管理すればコストをセーブできると思うんですよ。
そうですね。
1番効果があったと言っていただいているのは、複数拠点ある会社さんです。
A拠点には物が余っているんだけど、B拠点にはないから買うみたいな。それが全部見えるだけで、ちゃんと物を回すようになって無駄にならないそうです。
まだまだこれからですけど、地方自治体さんは拠点がたくさんあり、拠点毎に備品を管理されているでしょうから、それがちゃんと全部見えて無駄をなくすだけ、余ってる遊休資産を回すだけで、無駄が減ってくるんだろうなとは思います。
はい、そうです。
結構大きいと思いますね。
儲かっている会社さんだと放置しているのかもですけど、時代がサステナブルに向いてるじゃないですか。日本はまだまだこれからなんでしょうけど、ニューヨークとかいくともう街中サステナブルな雰囲気になっていたりとか、もうアパレルとかでもいかにリサイクル品で作るかとか、いかに余らせないで燃やさないかみたいな流れになってきているわけですよね。物を大事に使うっていう流れが、もうちょっとしたら日本にも確実にやってくると思うので、そろそろ本腰かなと思って、いろいろPRも含めてやってます。
社員に備品管理をちゃんとさせたくない社長さんって、きっといないんですよね。そして、もっと突っ込むと、物を社員に大事に使わせたなくない社長さんっていないじゃないですか。みんな絶対に大事に使え、って思ってますよね。
その「大事に使う」が備品管理につながっていくというところが、まだまだ文化として浸透していないので、その辺の浸透が僕らの次のミッションかなって感じです。
そうですね。
商工リサーチとか帝国データバンクって会社の評価をされているじゃないですか。あんな感じで、会社のエコスコアリングをされているような会社さんや評価機関が出てきてますよね。今はその評価の仕方はIR資料とかから分析してみたいな話じゃないですか。
僕らはそこのところに対して、実際に持っている物からスコアリングみたいなことが出てくるといったことを当たり前にして、デファクトのツールになっていくことを目指さないといけないなと感じています。
体験をつくる、利用者が本当に使いやすいと思ってもらうために
体験を大事にしたいなっていうところです。
そして、やっぱり登録する総務の方とかって物に対して興味がないと思うんですよ。担当の方たちにとってはパソコンがなんであろうと、これはパソコン1、パソコン2になるんですよね。
ただ、それを実際に使う方、例えば、動画編集の方とかからすると、総務のような部署で利用するパソコンとは異なるスペックのパソコンがパソコンなんですよね。パソコン貸してくださいって言ったら、動画編集できるスペックのパソコンを借りたいですよ。それを探すだけでも大変みたいなことは多くの会社さんであるかと思います。
そういうことが簡単に見つかるだけでも、ものすごく便利になる。でも、総務の方などのパソコン登録をする人に強いることは難しいと思うので、そこをいかにかんたんにして問題解決するかっていうので、僕らが考えたソリューションがあの画像認識と勝手にスペックを登録していく仕組みになります。
そうですね。スキルや経験を気にしなくても満たされる状態になるっていうことですかね。DXってそうじゃないとなっていうのが僕らの発想です。
社用車も?! 貸し出し管理ができる!
さきほどのムービーを編集するパソコンを借りたいというニーズがきっとわかりやすいと思います。
パソコン貸してくださいって言った時に、当然、自分の求めるソフトがちゃんと入っていること、そのスペックのCPUとかディスク容量とか、なんとかに繋がるだとか、そういうことって探している方が求めてるじゃないですか。
そういう条件からちゃんと検索できるところを実現しています。そして、予約をしてしまえば、貸し出し担当の方はそれを見て貸し出すっていう状態にできます。なので、貸し出し担当の方が相談されてわからないから動きがストップするっていうことがないというように作り上げていますね。借りたい方がスペックから選ぶと。
はい、そういうことです。
そうです、管理者と一般ユーザと権限を分けて利用できるようにしています。一般ユーザというのはいわゆる借りたい人とか、棚卸だけできる人とか。
他の備品管理ツールはユーザーライセンス課金することが多いのですが、僕らはもう全社員に使っていただきたいので、社員数で金額が変わらないようにしてます。
そうですね。
できますね。何日先から予約するとか、返ってくるまでにどれくらいタイムラグがあるから次の人がいつから借りられるとか。
ニーズとしてあって、後から追加した機能としては、まとめて貸し出すっていう機能が求められることが多くて。例えば展示会とかに行くのに、これとこれをまとめて、ここからここの間にこんだけ押さえておくといったイメージです。それをまとめてどこかに送るために送り状が出るとか、そういうようなこともやらせていただいてます。
そうですね。
対象です。
はい、対象です。
車の利用も便利ですよ。車の貸し出しも予約できますし、ETCカードを一緒に借りるとか、そういう気の利いたことができるようになっています。
はい。なのに、安いんですよ(笑)
気になるCMの反応は???
CMの放映を始めて、反応はいいですね。
僕らのサービスは安いんです。競合の同じような機能を持っているサービスもあるのですが、利用料が10分の1とか20分の1とかと安いので、スペックが低いと印象を持たれていました。それが、横並びで比較していただけるようになってるかなと思います。
そうですね、はい。
リモートワークとかされている会社さんにとっても重要かなと思います。
誰に何を貸したかってわかんなくなってたりとか結構しますよね。ちゃんと管理されていることによって、社員も大事にもするし「借りてますよ」ってちゃんと言うので、それはすごい意味があるかなとは思ってます。
毎日デスク上にある物だったらそんなに管理しなくても、正直いいかもしれないですけど、持って帰ってたりすると訳わかんなくなってますよね。コロナの影響でリモートワークが増えた頃に配ったディスプレイとか、行方不明な会社さんはいっぱいあるんじゃないでしょうか(笑)
もちろんです。
経理にとったら償却資産ですよね。でも総務から見たら、全く同じ物が備品じゃないですか。経理は税理士さんに言われてなのか、割と大雑把な管理をすることが多いんですよ。備品一式まとめて、一式資産というすごい言葉があります。
一式資産で何十万円で計上して、これを減価償却しているってことは税法上は正しいんですけど、物の管理としてはちょっと考えものだなと。
例えば、会議室の1つの部屋分が一式資産みたいになっていることがあります。当然、椅子を動かしたりとか壊れて次の物に買い換えたりとかするじゃないですか。そういったことは管理されていないとか、結構あったりするんですよ。
その部分をいろいろな会計システムと連動してますので、会計的には償却資産で一式のものが実際なんの備品なのかっていうのを全部紐付けする機能もあります。
「 物を大切に使うこと 」がセクシーな時代に!
そうした方がいい時代になってきてるんじゃないかなと思います。
そうですよね、時代としては本当にそう思います。
自治体さんが持っている物が全部出てきて、今年買った備品とかも、、、これ今はまだ機能はないですけど、自治体さん用にとか、今年買った物とか今持ってる物を担当が全て公開できるようになったら、いいですよね。
償却資産が終わったら、それを例えば市民の皆さんに安くおわけするとか。それでまた新しい物を買うとかって流れとか、本当はできるべきなんだろうなと思います。
はい、そう思います。
結構難しくないですか、備蓄品の管理。災害備蓄品だといろんな物があるじゃないですか。食べ物だとか。水も食べ物も賞味期限や消費期限が違うじゃないですか。
それをギリギリでとか、期限が切れたからって渡されると嫌ですけど、その半年ぐらい前、切れる前に配っていただいたらちょっと嬉しかったりしますよね。どうせ買い替えなきゃいけないんで、そういうサイクルをちゃんと作って設定するってことが簡単にできます。
どこの会社、どこの自治体でもやっている備品の管理っていうことを本当に簡単にして、無駄な物を買わないで、その資源をもっと有効なところにみなさんが回して経済発展する方に使っていただけるような環境ができたらなと思ってます。
まだデファクトとなっているようなツールはなく、当たり前のものが備品管理にないので、そこを僕らがとっていけたらなと、作っていけたらなという風に思ってます。
ぜひぜひご支援ください!
〜第16回目の「いろいろTV」を終えた青木の振り返り〜
「物を大切に使う」、僕らが小さい頃から習ってきたこと、日頃から口に出していることだと思いますが、それを組織でどうするかと考えた時に行動に移せるサービスなんだと感じました!
エコスコアリングへの展開、会計等のシステムとの連携など、拡張性も高く、時代に合った、時代を少し先取りした思想のサービスについて、興奮しながら、話を聞くことができた1時間でした。
「レガシーを、セクシーに。」、僕らが当たり前だと考える行動をシステムで実現する、今後の飛躍を楽しみにしています!
『備品管理クラウド』および
アストロラボ社へのお問い合わせ
興味を持っていただき、ありがとうございます。
『備品管理クラウド』やアストロラボ社に関する問い合わせや、資料請求 等につきましては、下記に必要事項を入力いただき、送信をお願いします。3営業日以内にご返信いたします。
※お問い合わせいただいた内容は内容を確認の上、いろいろ社からアストロラボ社にお伝えさせていただきます。