【いろいろtv_#29】 大企業だけのものじゃない!法律事務所のノベルティ作り

いろいろ社の「いろいろTV」はいろいろ社 代表の青木が気になる人に、いろいろなおはなしをお聞きするオンライン番組です。

第29回目は、ゲストに如水法律事務所の橋本道成さんをお迎えして、ノベルティ制作についての想いなど、いろいろおはなしをお聞きしました!

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目次

最多出演更新! 橋本先生!!

本日もよろしくお願いします。3回目のご出演なので、内海さんと並び最多出演となります!いつもありがとうございます!

そうですね。今日は文京区の坂についてのお話ですよね。

文京区には120くらい名前の付いた坂があって、それを1時間で話すとなると1つにつき30秒くらいですね!

違います!テーマが違います!
橋本先生は坂が大好きなんですよね。気になる方はアーカイブをご確認ください。そして今日は、橋本先生が制作されているノベルティがテーマです。ノベルティの話を聞きたいという方が多数いらっしゃいます!まずは今回が初視聴の方もいらっしゃいますので、簡単に自己紹介をお願いします。

自己紹介!?

油断してました、、、福岡で弁護士をしている橋本と申します。本日はよろしくお願いします。

ノベルティづくりのきっかけ

早速ですが、直球でお聞きします。ノベルティを作られるようになったきっかけを教えてください。それから、ちょっとだけ見えているピンクの何かも気になっています。

これはリーガルフォースというAIが契約書の確認をしてくれるサービスを提供している会社からノベルティとしてもらった羊の「じーちゃん」です。

他には「ひーくん」と「つーくん」もいます。リーガルフォースの「契約ウォッチ」というサイトのキャラクターです。

じーちゃんにはピンクのリボンが付いていて、それが見分けるポイントになっています。

実はリーガルフォースと当社のノベルティには深い関係があります。今日はこのタオルの話をしますが、このタオルを作ったきっかけは、私の事務所でリーガルフォースを導入したので、それを広めたい、ということがきっかけだったんです。

橋本先生の事務所で作られているノベルティのタオルですね。

はい。「リーガルフォースを導入しました」というパンフレットだけをお客さまに送るのだと、いかにも営業レター!という感じになってしまうのが少々嫌だなと感じ、何かを入れようと決めました。その時に思いついたのがタオルでした。

お客さまから大人気の如水法律事務所の今治タオルですね。

これが1作目で、今期で4作目になりました。

第1作目を作った時がリーガルフォースを導入したタイミングなので、タオルの積み重ねの分だけ、リーガルフォースと共に歩んできた歴史がある、ということになります。

それくらいリーガルフォースにも貢献できてきたのか、「じーちゃん」をもらいました。これ、なかなかもらえないんですよ。

今回の放送はリーガルフォースさんの宣伝にもなっていますね(笑)。

ちなみにこちらは「ひーくん」のマウスパッドです。

リーガルフォースさんと私は結構ベタベタで(笑)、記事にも取り上げてもらっています。

リーガルフォースの導入がノベルティ制作のきっかけ、ということだったんですね。

今治タオルのハンカチに込めた想い

次は制作されているタオルハンカチについて聞かせてください。どうしてハンカチを作ろうと思われたのですか?

如水法律事務所が所属している如水グループでは、10周年のパーティーを400人くらいのゲストをお呼びして、開催しました。グループには監査法人などもあるので、お客さまは多いんです。

そのときに、1つは如水という名前に絡めて如水庵のお菓子、もう一つは如水の名の入ったノベルティを渡すことになりました。

私の案でもあったハンカチも候補に挙がっていたのですが、最終的には扇子になりました。その時から、何かの折にはハンカチを作りたいな、と思っていました。

ノベルティとしてお配りするハンカチをということだったのでしょうか?また、ハンカチ以外の候補も橋本先生の中にはあったのでしょうか?

お客さまにお渡しするノベルティの制作をやってみたかったんです。ハンカチ以外は候補にはありませんでした。

その想いを温め続け、リーガルフォース導入時に制作された、ということなんですね。

10周年パーティーが2017年で、リーガルフォース導入が2020年なので、3年温めていました。

ハンカチの制作や発注の仕方はすぐわかりましたか?

今治タオルのオンラインサイトがあり、そこに刺繍可とか書いてある商品があります。

如水のマークと如水法律事務所という文字を既存の製品に入れてもらう、という発注方法です。法人担当者についていただけるので、とてもスムーズです。

本当はサイトのお問い合わせフォームから発注することになるのですが、私の場合はもう法人担当者の方とメールでつながっているので、直接依頼させてもらっています。

今治タオルはもともと知っていたんですか?

今治タオルについては、名前は知っている、程度でした。

日本人なので日本の良いものを配りたい、という気持ちから今治タオルに決めました。ノベルティの安いタオルだと1枚100円程度で作れたりすることもありますが、今治タオルだとそうはいかなくて、結構お金がかかっています(笑)。

それでも、お客さまには良いものをお渡ししたいなと思っています。

今治タオルにされたことで、お客さまの反応も違いますか?

今治タオルって、ちゃんとマークが入っているんです。今治タオルである、という証です。

赤に白丸で、白と青の三本線のマークです。だから気づいてもらえて、お喜びいただけます。

あとは「今治タオル」って送付状に書いてお渡ししてます(笑)

ちなみに、この今治タオルマークを作った人ってご存知ですか?

どなたでしょうか。。。

うちの2作目のタオルをデザインされた佐藤可士和さんなんです。こちらのタオルは限定デザインで、もう買えないタオルになってます。

今治タオルはブランドに無頓着な僕でも知っているくらいですが、おもしろい反応とかはあったりしますか?

顧問先の方で、今治タオルしか使ってない、という人もいたりしますし、毎年の使い心地を評価してくださる方もいらっしゃいます。

今年は良かった、なんて言ってもらえると作って良かったとても嬉しい気持ちになります。

タオルハンカチを配るのは4月ないし5月と暑くなる前の時期を狙っています。6月は梅雨、梅雨明けから猛暑、ということになるので、6〜8月に使っていただきたいと思っています。なので、逆算すると2月か3月に発注しています。

刺繍なので時間がかかるため、1ヶ月くらいの制作期間が必要なんです。

送付作業もご自身でやられているんですか?

事務所のスタッフとやっています。今年は5色作ったので、お渡し先のコーポレートカラーを調べたりして、この会社はこの色が良いんじゃないか、とかやっていたりするので、結構大変です(笑)

来年はどうするんですか?

来年のタオルももういろいろと考えていまして、、、今、こちらの商品を実際に試しているところです。

タオルシーズンが終わった頃に、ハンカチをいくつか買って使い心地を試します。これは洗濯してもふわふわだな、とか。洗濯したあとって大事ですよね。

これに似た感じで、銀の糸が入っていて、消臭抗菌効果があるものも出てきたので、そちらと迷っています。

え!ノベルティをご自身で試しているんですか!?お配りしている時期といい、商品選定といい、心遣いがすごいですね!

やっぱり、タオルが好きなんでしょうね(笑)

あと、誰にでも配るものではないんです。限られた人に配るものなので、時間をかけてもいいと思っていますし、それに作るまでの工程も楽しいものです。

視聴者の方から、なぜ、法律事務所でタオルハンカチなんですか?という質問をいただきました。

法律事務所って、いつでも必要なものでもないじゃないですか。でも、いざというときに思い出してもらいたいです。だから、日常的に使うものにしたんです。

こう、なんというか…。

困ったな〜、法律で困ったな〜…みたいなタイミングで使ってもらえたらと(笑)

僕も橋本先生にタオルをいただいていますが、触り心地がいいので、子どもたちも使います。うちの中では、法律事務所のタオルだからということもあり、「お守り」として持ち歩いていたりします。

子どもたちに使ってもらえるって嬉しいですね。信頼してもらえているっていうことのように感じます。

想像以上に気持ちのこもったノベルティであるということがよくわかりました。

ただ、最近は事務所のタオルを作る枚数も増えてきていて、特別感が少しだけ減って寂しい気もするので、、、

橋本軍団という、橋本が愛してもらっていると感じた30名だけにお渡しする限定品も作り始めています(笑)

それは、プレミアが出ちゃいますね。愛している認定があるんですね(笑)本当にノベルティ作りが楽しそうですね!

楽しいですね!

事務所公式キャラクター バロンくん登場

ノベルティをきっかけにされてか、事務所公式キャラクターができたとお聞きしました。

そうなんです。公式キャラクターができたんです。

見えますかね。これが、バロンくんです。如水法律事務所の公式キャラクターです。

どなたがデザインしたんですか?

如水法律事務所に今年入所した弁護士の白田晴夏です。

白田が弁護士会の中小企業を支援する委員会に所属していて、ラジオ番組に呼ばれた時にマイブームを聞かれるタイミングがありまして、「絵を描くのが好きで、自分の書いたバロンくんというキャラクターが事務所の公式キャラクターになりました!」と話をして、既成事実を作られました。

それは、公式認定される前ですよね?(笑)

そうです。計画的に準備されたような気がします。

これ、キャラメルバロンくん。

かわいい!

最初にお見せしたのはシールで、六法を持っていたんですが、キャラメルのバロンくんはキャラメルを持っています。

名刺とかお水とか、いろいろなものを持ってるバロンくんがいます。

今後はバロンくんで公式グッズを作っていかれるんですか?

キャラメルは知り合いに配ってみました。

毎月30分の法律のセミナーを新しく始めたのですが、その案内だけを送るのは無粋だな、と思い、キャラメルとシールを入れて送りました。

如水法律事務所が新しいことを始めると、新しい何かが生まれるんですね(笑)バロンくんについて、もっと聞いてもいいですか?

バロンくんの話は実は悲しい話です。

白田が18年間飼っていたミニチュアダックスフントがモデルです。白田は20代なので、人生の半分以上をバロンくんと過ごしてきたんですね。そのバロンくんが今年の春に亡くなってしまいました。

そして、バロンくんがキャラクターとして蘇りました。

橋本先生がキャラクター作りを依頼されたんですか?

そんなことはないですね(笑)

あるとき、作ってもらった資料に「◯◯に使う資料です」という付箋が貼ってあって、そこにバロンくんらしき犬の絵が描いてありました。

その時はこういう絵を描くんだな〜とは思っていたんですが、それがいつの間にかキャラクターになっていました。

バロンくんを事務所の公式キャラクターに決めた時、白田先生はどんな反応をされたのですか?

すごく喜びました!

次は何のグッズを作ろう、とか言い始め、今は卓上カレンダーか缶バッジを狙っているようです。それなりの数を作らないと単価が下がらないので、どうしよう、と思ってます。

本業の他に組織でやる楽しいことがあるのって良いですね!

いろいろなセミナーを始めていくという流れの中で、チラシに少し空白ができてしまったりするんですが、そういうスペースで活躍してもらったりもしています。

ちなみに、バロンくんは如水法律事務所のパラリーガルという設定で、たまに弁護士ごっこをしたりするらしいです。

コピーライトがしっかり入っているんですね。

白田のコピーライトを入れられていますが、これは業務中に描いてたので、如水法律事務所に権利があるのではないか、など、今2人の中ではギチギチやっています。

さすが頼りになる弁護士のお二人ですね(笑)

白田にチラシを作ってもらうこともあるのですが、バロンくんだらけのバロンくん祭りになっていたんで、それはお蔵入りにしました(笑)

キャラクターがあるというのは良いですね。

事務所のスタッフも全員がバロンくん大好きで、スタッフと白田が悪ノリしながらバロンくんを増やしています。

キャラクターを内製化できるのは便利です。

必要になった時に必要な形のバロンくんを描いてもらえるんですね。

自前でデザイナーを抱えているようなものですね。バロンくん以外を描けるのかは不明ですが…。

著作権が透明なのも良いです。何より、シールを作ったあたりから、白田のモチベーションが上がったことも良かったことですね。

ノベルティづくりについて

今日の視聴者の中にも、ノベルティを作ってみたいという方もいると思うのですが、その人たちに向けて背中を押す一言などがあればお願いします。

作るときも楽しいですし、ハンカチを持っている同士で見せあってくれたりしてくれるみたいで、そういった話を聞くことも楽しいです。

今後はバロンくんを押し出したりすることもあると思うのですが、よく見てもらうと如水って書いてないんですよね、バロンくん。だから広まっても如水法律事務所のことを思い出してもらえないなぁとも思っています。

タオルはデカデカと如水法律事務所って書いてあるんですが、それで良いのかな、とも思ってます。法律事務所って書いてあると使いづらかったりするのかなぁとか。ちょっと悩んでいます。

ノベルティが大好きな小林さんはどう思います?
僕は展示会が大好きで、たくさんのノベルティを持っていますが、好きな会社、好きな団体のノベルティって使っちゃうな、と思います。あんまり好きじゃないとか、しつこい勧誘を受けたとか、そういった会社のノベルティはなんだか使わなかったりしますね。だから、持っている人はファンである、ということがわかるノベルティが良いなと思います。

そうですね。今日もいろいろらいんのTシャツでお揃いですしね。

僕がTシャツを作る理由は、スーツを着ないで済むようにという自分目線でしたが、橋本先生がお客さま目線に立っている様子が心に刺さりました。いろいろ社に合うノベルティってなんですかね。

タオルじゃないですか?

思いっきりパクったみたいになっちゃいますね(笑)

いろんな会社にいろんなタオルを作って欲しいな、と思います。

タオル愛ですね。本日もありがとうございました。

〜第29回目の「いろいろTV」を終えた青木の振り返り〜

3回目の出演となる橋本道成さんに如水法律事務所で制作されているノベルティについて、お話をお伺いしました。今回は放送の後に視聴者の方からとてもおもしろかった&勉強になったという声をたくさんいただくことができた回でした。

橋本さんのお客さま目線で細部にまでこだわるノベルティへの情熱、白田さんをはじめとした事務所のみなさまのノベルティを楽しまれている様子をお聞きし、受け取る側だけでなく、企画して制作する側も楽しむことができるノベルティの奥の深さを感じることができました。

この回をきっかけにしたいろいろ社のノベルティができましたら、改めて、ご報告させていただきます!